No.35 島村仙生徒会長手記『2022年度体育祭を終えて』

6月20日(月)実に三年振りとなる中高等部体育祭が開催されました。本年度活動計画に則り、中高SHIPではドリンク差し入れのサポートを行いました。雰囲気だけでもお伝えできればと思い、何枚か写真を撮らせて貰ったので添付します。なお今回、たくさんの先生カメラマン生徒カメラマンがアリーナに入って写真だけでなく動画もしっかり撮っていました。素晴らしい記録が残っているものと思います。

所属するチームの勝利を目指し、各クラスが文字通り一丸となって、真剣に競い合っていました。約1ヵ月間、どの家庭にも遅くまでクラスメイトと話し込む子ども達の姿があったと思いますが、生徒たちがどんな想いでこの日のために準備し、どれだけ心待ちにしていたか、アリーナの雰囲気を観て分かりました。全ての中高等部生の、体育祭に懸ける気持ちが、素晴らしい空間を創っていました。

島村仙生徒会長に手記を依頼したところ快く引き受けてくれましたので以下掲載します。

『初めてインドアの市民体育館で行う体育祭ということで、前回から一新した、全く新しい体育祭を作ることの重大さと大変さを、準備序盤は全然実感できていませんでした。心構えが足りなかったかな、とも思っています。また“3年ぶりに開催される体育祭”ということも正直にいうととても大きなプレッシャーでした。当時の体育祭を経験している12年11年は前回の体育祭に対して色々と思うところのあった学年で、一方で他の学年は人生初めての中高等部体育祭ということで、学校全体から期待を寄せられていることをヒシヒシと感じました。だからこそ「絶対に成功させる」という意志は強かったです。全てが終わったいま、運営から当日まで人生で1番の大きな経験をしたといっても過言ではないように感じています。

生徒会本部が総指揮をとる中、その中でもメインで動いていたのは私と同じく12年生の加藤咲磨君でした。生徒会の半分以上が体育祭未経験だったため、経験のある高等部生がメインとなり運営を行いました。生徒会の主な仕事は、競技の企画・ルール作成・各委員会への仕事の割り振り・総指揮など多岐に渡りました。

12年11年有志のMC陣は、体育祭の盛り上がりと一体感を表舞台で担ってくれました。Event Management や体育祭実行委員は、実行・運営として、レフリーや競技のセットアップなどの仕事を担いました。特にイベコミは、学校イベントの運営経験があるため、即戦力として本当に頼り甲斐がありました。Visual Design委員会にはポスターやパンフレット作成をお願いしました。委員長と私が話を重ね『紅藍戦』のイメージを具現化していく過程にはとてもワクワクしました。他にもHealth, Creative Agency, Global Mindedness、Film production といった委員会の生徒たちの力を借りて、無事に紅藍戦の日を迎えることができました。

「生徒会長!お疲れ様!」とたくさんの人が言ってくれるのですが、リーダーはついてきてくれる仲間がいないと意味がありません。私の指示を信じて、そして行動してくれた同志たちがいたからこそ、できたことです。生徒会長の動きは特に目立つので、その頑張りが目に見えやすい部分があります。でも私は、目に見えないたくさんの他のみんなの頑張りにこそ「ありがとう!!!」と言いたいです。

ぶっつけ本番の当日は、一瞬一瞬が本当に長くて、それでいてあっという間でした。学校の新体育館3個分のコートを何回往復したか、覚えていないくらいにずっと走り回っていました。朝から想定外のことばかり起きてしまい、みんなの満足のいく体育祭ができるか不安の中、声援に溢れる体育館、選手たちの必死で楽しそうな表情を見て「あぁ、よかった」と思うことができました。

2022年度の紅藍戦は、たくさんの生徒たちの時間と、努力によって開催できました。目に見えない努力の結晶であることを、多くの人に知っていてほしいと思います。またその総指揮をとる、という貴重な体験をできたことに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。生徒会顧問の先生や体育担当の坂本先生には、本当にたくさんのサポートをしていただきました。競技のルールや、安全面の考慮など、生徒の目線、先生の目線を考慮して何度も話し合いを重ねました。改めて、感謝の気持ちを伝えたいと思っています。

今後の体育祭で大事にしてほしいのは「健康に楽しむ」です。スポーツ、体と心のぶつかり合いは、時に怪我を伴います。ですが、今回の体育祭の一番のネックは怪我ではなく熱さだと個人的には感じました。観客と選手と気温の「アツさ」は私の想像を遥かに超える熱気でした。選手だけではなく、運営側にも熱中症対策の注意喚起が必要でした。また、怪我はしていないのに「楽しみすぎた」が故に競技に出れない、みんなと楽しめない生徒がいたことは、悔しいです。保健委員と更なる連携を図ったり、開催時期の見直しや競技の間の休憩時間を確保したりと、改善できる部分はたくさんあるかと思います。また保護者の方に生徒たちの勇姿と笑顔を生で見せることができなかったのが、本当に残念です。

今後、私たちの体育祭が基盤となり、回を重ねてより良い紅藍戦になることが楽しみです。最高の紅藍戦をありがとうございました!!!』

仙、手記をありがとう。運営チームの皆、担当された先生方、本当にご苦労さまでした。この成功を、しっかり引き継いで行ってくれることを願います。

皆さん、全ての生徒たちへ最大限の拍手を!そして来年こそは、会場で会いましょう!